【なろう】絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。

絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。

作者 孤独な蛇
作品ページ https://ncode.syosetu.com/n0406jr/
あらすじ 中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。
その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。

そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。
同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。

春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。
昔から志穂が近くにいてくれるから……。

しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。
登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。

志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。
彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。

志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。

そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。

その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。

初回投稿日 2024-10-23 00:13:38
最終掲載日 2025-05-16 00:49:06
作品タイプ① 連載
作品タイプ② 連載中
総話数 41話
文字数 179,315文字
読了時間 359分
総合評価ポイント 11446ポイント
四半期ポイント 708ポイント
年間ポイント 11444ポイント
ブックマーク数 2541
感想数 177
レビュー数 0
評価ポイント合計 6364ポイント
評価者数 718人
最終更新日時 2025-07-20 07:41:04
出典:小説家になろう

静かな夜の帳の中、長い間距離を置いていた幼馴染との偶然の再会が物語の始まりです。大学の合コンで再び顔を合わせた二人は、それぞれの人生で積み重ねてきた時間と想いを胸に、少しずつ心の距離を縮めていきます。過去の誤解やわだかまりを静かに解きほぐしながら、新たな関係を築くための一歩を踏み出す彼らの姿が、優しく描かれています。
この物語は、人生の中で誰もが経験するような、思い出と未来の狭間で揺れる心情を丁寧に綴っています😊。日常のささやかな瞬間や、さりげない会話の中に、心の奥底に潜む温かさや切なさが静かに流れています。読者は、まるで自分も彼らと一緒に時間を過ごしているかのような感覚に包まれ、懐かしさとともに、新たな一歩を踏み出す勇気をもらえるでしょう。
孤独な蛇さんの描くこの物語は、決して急ぎすぎず、静かに心の奥深くに染み入るような優しさに満ちています。誰かと再会し、再び理解し合うことの大切さを静かに教えてくれる一冊です。

楽天関連書籍